バイトはあと1回
仕事はあと4回行ったら全部とりあえず
なにもなくなる
4年3ヶ月うち2年3ヶ月はバイトと一緒に生きて
3年半田無と半分の生活して
夜中お酒持って小金井公園に行って泣いて
田無から小平まで明け方に歩いて
雨すごくて小平霊園も
レシートの裏に書かれた暴言も
自分で払わなきゃいけない公共料金も
窓際に重ねたお酒の缶も
泣きつこうとしたけどただ抱かれて
明け方まで監禁されたり
3時間しか寝られない時でも
会社のみんなを悪者にしたあの日も
いつも誰かしらに助けてもらって
でもそうしないと生きていけなくて
寝ながら電話したり
誰かの声を聞いたり
味方になってくれる誰かの近くにいられるときが
一番楽だった
それでもいつもこうでなきゃいけない、って
絶対こうあるべきだって謎に自分の中で考えが常にあって
そうあろうとする度に実現できない自分との境目に挟まれて溺れて
今年の抱負を実現するためにいま生きてる
決めたらもう何も見えなくなったけど
だからこれからはもう少し
こうあるべきだって、こうしなきゃいけないって
そういう考え方をなくして
もう少し余裕を持って生きたい
誰かに何かを決めつけられるような
環境にあったとしても
自分できめて生きていこ
